6.まとめ <委員会コメント>
■消費者が今後の商店街に望むこと 〜平成19年度調査より〜
消費者を対象にしたアンケートの結果から、「今後の商店街に望むこと」として、以下の内容が明らかになりました。
<1> 商店街に期待することのトップは「生活必需品が購入できる」
高齢層を中心に「安心して歩きやすい歩道やストリート」が高い
<2> 商店街が地域社会で果たしている役割は「地域の消費者の買い物が便利」「地域のお祭りや伝統行事、イベント」が上位
<3> 魅力と活力ある商店街づくりに取り組むために重視すべきこと−トップは「消費者や生活者への情報提供の充実」
年齢が上になるほど「高齢者や障害者に配慮」「地域の魅力づくりのために活動」を重視
<4> 商店街で困ったこと−「駐輪場」「車・自転車の通行」に関する問題が多い
「店揃え・品揃え」の不足感も
<5> 商店に対しては「品揃え」「店舗改善」「特徴ある商品・商店」「接客・コミュニケーション」に関する意見・要望が数多く寄せられた
<6> お客様の立場になって、ちょっとしたサービスをしてあげたり、いつもの会話の中でお客様のために役立つ話をしたり、気分よく帰られるような会話を心がけています。(40歳代・男)
■商店主等が商店や商店街のにぎわいのために意識していること
今年度に実施した商店主等を対象に実施したアンケート結果では、以下のことが明らかになりました。
<1> 特に「接客」「品揃え」等に関しては、個店で努力している
<2> 「独自の特徴」のある商店街はにぎわう
この結果から一見、商店主等の考えは、「消費者が今後の商店街に望むこと」にフィットしているように感じられる。
しかし、「多くの消費者が大型店に買い物に行くことをどう思うか」という質問には、「その通りだ」と答えた商店主等が非常に多い
自分の店は、お客様の来店や品揃えに努力している。その半面で、 他店を見る目が、なぜ“消費者の目線”になってしまうのだろうか?
また、「自分の商店街は独自の特徴がない」と、多くの商店主等が思っている
独自の特徴の必要性は十分に認識しているのだが・・・
■このアンケート結果を踏まえ、委員会では審議の結果、次のコメントを問題提起としました。
【委員会コメント】
個店は、他店ならびに商店街活動への関心が、薄れているのではないだろうか?
個店は、来街者に目を向けているのだろうか?
個店のパワーは、同じ方向に向かっているのだろうか?
消費者に向かっているのだろうか?
個店の取り組みは、主要顧客の期待に本当に応えているのだろうか?
永遠のテーマではあるが、個店パワーの相互の連携なくして、商店街パワーが成立しないのではないだろうか?
商店主の世代間のギャップは、どこに重きを置くかの価値観の差であろうか?
商店街の消費者に向けて価値観を置くことが必要ではないだろうか?
それぞれの店のオリジナリティと、消費者ニーズへの対応のバランスをとることが重要ではないだろうか?
【平成20年度商店街活性化推進調査・研究事業 委員会委員】 (敬称略、順不同)
委員長塩澤 清俊中野区商店街連合会青年部長/東京都商店街振興組合連合会青年部長/商店街大学第1期生
委員須賀 克敏渋谷道玄坂商店街振興組合環境部門美化部長/渋谷区商店会連合会青年部長
委員北島 宏晃立川市商店街振興組合連合会青年部会/商店街大学第2期生
委員斎藤 得彌板橋区商店街振興組合連合会青年部長/商店街大学第4期生
委員池田 悠子椎名町駅前すずらん通り商店会/商店街大学第6期生
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