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元気な街づくり
~環境整備事業編~ |
| 京王線笹塚駅から国道20号(甲州街道)沿いに伸びる、通称、笹塚大通り商店街。約600メートルの通りがこのほど明るいインターロッキングのカラー舗装に生まれ変わった。約10年前の「笹塚まちなみ整備委員会」発足をきっかけに、都内初のLED装飾の採用、無線LAN方式での防犯カメラ配備、今回のバリアフリー仕様のカラー舗装化など、最先端のITや安全安心装備を駆使して“街づくり”に取り組む商店街を追った。 |
| 誘導ブロックや段差緩和・排除 |
| 昨年12月12日にはカラー舗装化工事のスタートを記念して、「カラー舗装:やっと工事が始まったよ!! -ぶらり笹塚ウォッチング-」が開催された。当日は国道20号を一車線ずつ通行止めにして、地元富士見丘中学高等学校の吹奏楽部がブラスバンド・パレード。来場者向けには、カラー舗装工事の施工済み箇所と未施工箇所の双方を歩いてその変化を実感してもらおうと、ウォークラリー企画も提供。2箇所それぞれの2種類の「割り符」を集めた先着100名に、豪華景品をプレゼントした。さらに特設会場では、大道芸やバルーンアート、AED操作体験コーナーなども実施している。 今回の事業では、幅3.5メートル-4メートル、総延長約1.2キロメートルの歩道部分について、レッドとグレーのインターロッキングでカラー舗装化。とくに、視覚障害者誘導用ブロックの設置や段差の緩和・排除など、バリアフリー化に配慮している点が特徴だ。以前の段差の多いグレーのアスファルト道が明るく快適になったとあって、買い物客、とくに車椅子やベビーカー利用者に好評だ。 |
| 都内初のLED |
| 同商店街が「笹塚まちなみ整備委員会」を発足させたのは、老朽化した旧片蓋アーケードの撤去問題が持ち上がった約10年前。以来、商業活性化のための販促活動だけではなく、美観や安全安心を重視した公共性に配慮した街づくりをめざそうと、同委員会の下でハード整備を着々と進めてきた。 まず最初に取り組んだのが、アーケードの撤去および5年前の115本の街路灯の新設だ。街路灯では、当時はまだ注目されていなかったLEDについて、コスト削減効果や環境配慮面に目を付けて、装飾目的ながらも都内商店街としていち早く採用。夕刻になると支柱なかほどの装飾ライト部分が、青と緑を基調とした七色のLEDで街を演出している。とくに照明部分については、当時の技術では対応できず水銀灯となったが、今後は消耗に応じて随時LED灯へと切り替えていく方針だ。 加えて2年前には、街路灯に防犯カメラも配備した。最先端の無線LAN方式を採用しており、街路灯に据え付けられたアンテナ経由でジグザグに電波を飛ばしながら、すべての映像データを商店街事務所サーバーへと集約。警察との連携により犯罪検挙や抑止に効果を上げており、地元代々木警察署から感謝状も受けている。
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| 会員1.5倍増 |
| 一方で、「地域ぐるみの景観ハード整備には地元店の結束こそが欠かせない」(福田理事長)として、商店街の加入促進運動にも注力。着々と進めてきたハードを武器に未加盟店に積極的に声掛けを行い、ここ5年で会員数は約150店舗へと約1.5倍増。地元商店から外部資本チェーン店まで、商店街全体が一致団結して取り組む体制を整えている。 加えて重視しているのが駅周辺商店街との連携だ。隣接する4商店街とは駅前広場を会場に、毎年「サマーフェスティバル」を共同開催。加えて、「駅南口では5年後をメドとした再開発ビル化計画も進んでおり、駅周辺7商店街が広域連携して内外にPRしていきたい」(福田理事長)。充実した安全安心を見守るハード、そして商店街組織としての結束力を武器とした、笹塚大通り発の今後の取り組みにもぜひ期待したい。 |