坂本龍馬で街おこし
~立会川地区商店街~



観光対応へ関連グッズ続々
 NHKの大河ドラマ「龍馬伝」など、今や一大ブームとなっている坂本龍馬。品川区の京急線立会川駅周辺地区商店街では、地元ゆかりの龍馬にちなんだイベントや各店での新商品・サービス提供など、地域ぐるみの街おこしが展開されている。
 商店街入り口脇に龍馬像を戴く立会川駅前通り繁栄会(神通清一郎会長)では、4月18日に「春の龍馬さん祭」を開催した。龍馬像が見下ろす商店街通り沿い広場では、縁日や金魚すくい、ヨーヨーなど各種ゲームや屋台のほか、ミニチュアホースも登場して賑わいを演出。通り沿いではストリートライブや龍馬にちなんだ紙芝居、龍馬関連グッズ販売なども行われ、地元家族連れだけでなく遠方からの龍馬ファンにも、龍馬に思いを馳せるひとときを提供した。


龍馬にちなんだ紙芝居に子供たちも興味津々

 こうした集客効果を店の売り上げにつなげようと、各店には工夫を凝らした新メニューや商品・サービスも登場。龍馬の好物だったというシャモを使用した「龍馬ラーメン」、砲台要員だった龍馬にちなんでの「砲台ソバ」、「龍馬の足跡パン」、「龍馬ちょんまげ丼」、「龍馬品川ヲ行ク」Tシャツなど。龍馬を街全体のテーマに掲げたことにより、各商店主が店を見直すきっかけになるとともに、週末に急増した街あるき観光客の要望に応えようと土日に新たに営業日を拡大した店も出てきている。
 立会川駅前にはかつて土佐藩の下屋敷が位置し、20歳頃に龍馬が砲台要員として所属していたとのエピソードをもつ。6年前に当時の浜川砲台跡地が地元で発掘されたことを機として、こうした由来を街おこしに活かそうと商店街等が品川龍馬会(会長=浦山嗣雄 品川区商店街連合会会長)を発足。交流先である高知市からは龍馬像を贈呈されたほか、このほど発行したプレミアム付区内共通商品券の券面にも、龍馬のイラストをあしらってアピールしている。