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ツイッターで口コミ発信
~新高円寺商店街振興組合~ |
| 140文字以内の「つぶやき」を相互に投稿・閲覧しあうネット上の交流サービス「ツイッター」。商店街としていち早くアカウントを取得して、活用をすすめているのが杉並区のルック商店街こと新高円寺通り商店街振興組合(寺久保英一理事長)だ。その緩やかなネットワークは、店頭の会話や商店街イベント参加などリアルな現場での交流にも波及。商店街ツイッターは、地元商圏エリア内での“小さな流行”を巻き起こす媒体として注目される。 |
| 3500名へ即時・双方向ツール |
| 同商店街が独自にツイッター・アカウント「@koenjilook」を取得したのは昨年末。商店街および数店舗でスタートした「つぶやき」発信は、今では商店街の20店舗、閲覧フォロワー約3500名超へと拡大。20代後半から30代の地元在住者を中心に、店・街の何気ない情報が連日飛び交うサイトとなっている。 ツイッターとの連携による商店街企画として、4月にはお花見イベントも実施された。ツイッターでの募集に応募した20名の参加者には、当日は地元9飲食店の逸品を詰め合わせた特製弁当を提供。惣菜ごとに担当店を紹介する「おしながき」も添付されており、「○○屋のハンバーグステーキサンド、お店でも食べたい!」「全店をまわると大変だけど1つのお弁当になっていて素敵」など、会場では各参加者らが手持ちのケータイを駆使して、さっそくライブ感あふれる“お花見イベント中継”を発信。これに呼応して、現場にいない閲覧フォロワーからも、「来年はぜひ参加したい」「うちの商店街でもできそう」などの返信投稿が寄せられた。
店サイドでの販促活用も広がりつつある。たとえばラーメン店では、3月末にツイッター利用者限定の“裏メニュー”を発信投稿したところ、期間中の3日間で予想をはるかに超える50食を完売。店頭発の来店客からのライブ感あふれる「つぶやき」や湯気立ち上るラーメンの画像が、店への集客にもつながったようだ。 商店街ツイッターの運営にあたっては、「短期的な販促効果を期待するよりも、“雑談”を通じた長期的な顧客との関係性づくりを重視するべき」と同商店街ツイッター管理者の中澤一也理事。ツイッターにはリアルタイム性の一方で、140字までとの字数制限ゆえの気軽さもある。街頭ポスター・チラシではセール告知、ホームページではイベント情報、ツイッターではライブな街・店情報など、店頭や他媒体と補完・差別化した活用策が有効だと言えそうだ。 また、気軽な参加型媒体としての特性を活かして、口コミ情報を豊富に盛り込んでいく工夫も凝らしたい。同商店街では、既存の登録フォロワー発の口コミ情報に加えて、中澤理事が他サイトでのルック商店街関連の「つぶやき」についても情報収集して引用・発信している。「店が自分で宣伝するよりも消費者相互の口コミの方が圧倒的に効果が高い」(中澤理事)との手応えだ。 同商店街の後押しや一般ツイッター利用者からの要望を受けて、教会通り新栄会や南阿佐谷すずらん商店街振興組合でもツイッター活用がスタート。ルック商店街発の「つぶやき」は、周辺商店街にも徐々に広がりつつあるようだ。 |