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バリアフリーで新拠点
~日の出銀座商店街振興組合~ |
| ベビーベッドやトイレ提供 |
| 大田区の日の出銀座商店街振興組合(鈴木秀夫理事長)通り沿いに今春、紺色のノレンを掲げた無料休憩所「ひので庵」が開設された。重い買い物袋抱えた主婦が次々に立ち寄るほか、お昼時には高齢者らが近隣店の総菜を持ち込んで食事を楽しむ風景も。さらに夕方になると地元小学生たちの放課後の“居場所”となるなど、開設から2カ月、徐々に地元市民に欠かせない交流拠点となりつつあるようだ。 同拠点は木造2階建て延べ27坪ほどのスペースに、1階部分では休憩所やトイレ、商店街事務所機能を、2階部分では貸し会議室や倉庫機能を提供。休憩所の開放時間は原則として年中無休の午前10時~午後6時で、月~土曜には商店街事務所職員が常駐している。 とくに今回のテーマに掲げたのがバリアフリー対応だ。地元商圏の高齢化や病院に隣接する立地に対応したもので、1階の休憩所入口部分はスロープ式として段差をなくし、館内には車椅子対応型の大きなトイレも配備。加えてトイレ内には折り畳み式のベビーベッドも設置するなど、高齢者やベビーカーへの配慮が凝らされている。
2階の貸し会議室については、さっそく地元市民サークル活動や各種会合拠点としての利用が始まっている。2時間あたり1500円~程度の手頃な価格設定で、この貸し会議室の稼働率を高めることによって、地域拠点性および運営採算面の安定性を向上させたい考えだ。 同商店街の強みは、秋恒例イベントでは地元園児による90枚もの絵がペナントにはためくなど、地道に積み上げてきた地元市民との連携体制。「さらに今後はこの休憩所を活用することで、市民が集まる拠点機能も高めていきたい」(鈴木理事長)との決意だ。 今回の同拠点開設は、旧商店街事務所の老朽化による建て替えに伴うもの。総事業費3250万円については、都の新・元気を出せ!商店街事業の指定を受けて、都・区が3分の2を助成したほか、無料休憩所としての開設により区が6分の1相当を割増助成。今後の休憩所運営費についても、区が一部補助していく予定だ。 |